2014年11月14日

岩沼市から朝日新聞社と十文字学園女子大学に感謝状


 宮城県岩沼市が被災した沿岸集落の跡地に震災がれきなどを使って築造した「千年希望の丘」の緑化に貢献したとして、同市は朝日新聞社と十文字学園女子大学(埼玉県新座市)などに感謝状を贈りました。
 
 朝日新聞社は全国の子どもたちが学校で育てた苗木を被災地に植樹する「緑のバトン運動」を昨年度から始めています。同市によると、避難場所などとして整備された千年希望の丘には緑のバトン運動を通じて約1110本が植樹され、このことが「岩沼の復興に寄与した」(同市政策企画課)と評価されました。

 千年希望の丘2.JPG
 
 菊地啓夫市長名の感謝状には、「千年希望の丘に対して多大なるご支援をされ市の復興に大きく貢献されました よってここに深く感謝の意を表します」などと記されています。
 
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 感謝状が贈られたことについて、朝日新聞社の安田景輔企画委員は「長期にわたる支援が評価されたと思っています。運動に関わった多くの関係者や団体を代表して感謝状をいただきました」と話しています。
 
 岩沼市からは朝日新聞社のほかに、緑のバトン運動の参加校から十文字学園女子大学に感謝状が贈られました。
 6月に千年希望の丘であった植樹祭に同大から教職員、学生ら約35人が参加し、緑のバトン運動で育てた苗木約240本を植樹しました。同大は来年も育てた苗木を希望の丘に植樹したいと話しています。
 
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2014年10月23日

森村学園初等部でバトン運動への思いをつづった文集を発行


「緑のバトン運動」への思いをつづった文集が森村学園初等部(横浜市緑区)から今春、出ました。児童らが被災者にできる貢献を真剣に自問自答している姿がうかがえます。書いた時は初等部(小学校)6年で、現在は森村学園中等部(中学校)1年になった生徒3人から当時の心境などを聞いてみました。
 
文集はB5判約70ページで、表紙の色は緑のバトン運動にちなんだ緑色です。初等部の秦睦子先生が担任を務めた「菊組」の児童39人が執筆者です。
 
文集は昨秋、クラス全員で校長先生に出した手紙がベースになっています。この中で児童らは教室で育てていた苗木を多くの人が往来する玄関前に移すことをお願いしています。川本明徹さん(13)は「運動のことを広く知ってもらいたかった」と話します。
 
浅沼秀治さん(12)は被災者が詠んだ「ただいまと聞きたい声が聞こえない」という句の感想をつづり、東北の人に少しでも役立ちたいという心境を手紙に書きました。クラス全員の手紙を校長先生に届けたのは中島莉彩さん(13)ら。バトン運動で被災地の自然を取り戻したいという気持ちを中島さんは書きました。
 
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秦先生によると、手紙を書くことで運動へ参加する意義を児童が再確認し、第三者に自分の思いを伝える表現の仕方を工夫するよう指導したといいます。「何回も書き直させた児童もいました」と振り返ります。
 文集は手紙のほか、被災地の中学校にあてた手紙や緑のバトン運動の活動報告を記したポスターの内容などが収められています。3学期中に完成し、卒業生一人一人に配られました。昨秋、玄関前に移設されたドウダンツツジなどの苗約30本は今春、宮城県岩沼市や女川町などの被災地に送られ、植樹されました。
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2014年10月10日

どんぐりプロジェクト

 
 緑のバトン運動に参加している神奈川県藤沢市の中学校では、福島県の被災地で採れたどんぐりの実を植え、発芽した苗木を大事に育てています。「どんぐりプロジェクト」という運動で、2016年冬に福島県に送り返す予定です。被災地と首都圏とを結ぶ運動としても注目されています。

 被災地で結実した緑の源をほかの地域で育ててもらい、被災地に植樹して森を創る。福島県ではこうした思いからどんぐりプロジェクトを銘打った取り組みを始め、県内外から参加団体、学校を募ってきました。藤沢市の大庭中は、菅章校長がどんぐりを採集したいわき市出身で、地元にも詳しかったこともあり、参加を決めました。ほかの中学校にも呼びかけ、藤沢市内の多くの中学校が参加しました。
 
 植えるどんぐりの実は安全面に配慮し、福島県が全て放射能検査を実施しました。どんぐりを育てるのが初めてという学校も多く、講習会も開きましたが、残念ながら発芽しなかった学校もあったそうです。
 
 大庭中の玄関前に、ポットに入った約20本の苗木が並んでいます。長さは十数センチほど。同中3年の三角拓夢(たくむ)さん(15)は「生命の息吹を感じます」。同中の環境科学部の生徒が土の乾き具合を確認しながら、水やりをしています。生徒からは「湘南の地で被災地からの実が育っているのに感動します」という声も上がっています。
 どんぐり.JPG

 発芽しなかった学校の中には、栽培に再度、挑戦したいという学校もあり、今秋、福島県から2回目のどんぐりの発送がある予定です。
 どんぐりプロジェクトへの問い合わせは、福島県いわき建設事務所道路・橋梁課
(0246−35−6075)
posted by 緑のバトン運動事務局 at 10:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 参加校から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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